庶民の資産運用と車バイクの話

日々の投資と老後に向けた資産運用と趣味の車バイクのブログです。

40代後半の大型自動二輪の教習log

2023年9月上旬

免許センターの一発試験を10回不合格になり、不本意ながら教習所に入校した。

別に受かる気がしなくて心が折れたわけではない。

不合格になると次の試験が1.5~2か月先になるほどの混み具合でモチベが続かないのだな。

講習会に参加してもせっかく身に付いた車種の感覚が次の試験の頃には失っているというね。

入所は普通二輪で通った葛西橋自動車教習所だ。

卒業生は5年以内であれば4万円の割引が効くのが素敵。

【指定】東京都江戸川区・自動車免許‐葛西橋自動車教習所

二輪もそこそこ混んでいるようだが2年前ほどではないようだ。

費用は卒業生割引と秋のキャンペーンを使って税込みで95000円。

補習費用なし安心パックが4万円で用意されていたが強気にナシにした。

なので補習1回発生すると5000円が飛んでいくので毎回真剣勝負さ。

すでに大型二輪免許取得に講習会2回(22000*2)と一発試験10回(4500*10)受験済みなので総額89000円費やしている。

それで得た技術、経験値もあるので教習所で補習が発生するわけがないであろう、という自信もあった。

 

教習は全部で12時限。1日2時限まで受けられるのでなるべく2時限連続で予約を入れた。

一括で払うと実感ないが1時限あたり約8000円の授業なのね。

1時限=1時間ではなく正味45分と、意外に乗車時間は多くはない。

 

1時限目

 引き起こし、発進、停止、坂道発進はあっさりクリアで、その後の残り時間は自分のスキルを測るようにいろいろやった。極低速での八の字、Uターン、旋回、メリハリ走行などなど。競技走行の基礎のようでとても面白かった。

2時限目

 一本橋、クランク、S字、スラローム

 一本橋は11秒台は安定、スラロームは何回か失敗した。やはり苦手だ。

3時限目

 2時限目同じ。スラロームはもうアクセル「ブンッ」はやめて軽~く「ブワッ」に変えた。やはり安定してタイムを出すほうが大切だ。

4時限目

 AT車両の体験ということで大型スクーターかと思ってたがNC750 DCTに乗れた。快適で楽しかった。

 ただ快適と退屈は表裏一体なので所有するとなると話は別だけどね。

 この時間、転倒してしまったのだ。指導員の真似してキープレフト攻め過ぎて縁石に接触しそうになってガシャンってね。極低速だったせいで怪我もなかったがやはりキープレフト危ないっしょ。

5時限目

 1段階の見極め。スラロームで1回ミスったがクリア。

 課題走行のコースもここで覚えることになる。

6時限目

 普通二輪の時もやった回避。分岐があるぶん、急制動より難易度は高めか。

 公道ではよくあることだ。側道から出てきそうになったり右から急な車線変更してきたり、ね。

7時限目

 シミュレータ教習。普通二輪と全く同じ内容だった。

 もうちょっと大型ならではの内容にしてもらいたい。

8時限目

 検定コースを走りながら法規走行のチェック。いつも公道を検定試験のつもりで走っている自分にはなんの問題もない。

 ただ、教習所内を走っている車は結構怖い。運転に必死でまったく周囲の存在、動きが見えてなさげ。教官の補助ブレーキあるからぶつけられることはないだろうが。

9時限目

 ここで急制動。あまりやったことはなかったが加速性能が高いので40kmまでもっていくのは余裕がある。あと数字の大きいデジタルメーターのせいか、アナログメーターのCB400より速度の確認はしやすいかな。

10時限目

 卒検コースを周囲の状況に応じた法規走行、安全走行。

 指導員がわざと焦らせるようワナを仕掛けてくる。焦らせて安全運転を疎かにさせる作戦。

11時限目

 ここで波状路。ひたすら波状路をやった。

 一発試験では2回もエンスト経験があるが練習では一切の不安なくクリアできる。

 エンストのしにくさにおいてNC750とCB750の差を感じた。

 NCだとエンスト直前になるとカリッカリッっていう感触がくるがCB750は前兆なくエンストする感じ。

12時限目

 そこそこ強い雨の中、2段階見極め。卒検コースを3回走った。全てクリア。

 3連続クリアしたらもうここで検定クリア扱いでもよいのでは、って思った。

卒業検定

 12時集合、15時解散という謎に拘束時間が長い。

 不合格でも14時ちょい過ぎまで待たされるのでなんとしても受かりたいところだ。

 休日のせいか受験者が多かった。大型MT1、普通二輪5、普通二輪AT1、小型二輪MT1の計8名。

 全員部屋に集まって検定試験の説明を受ける。

 さながらブリーフィングルームで作戦説明を受けるパイロットのようだ。

 試験順番は1番。慣らし走行なしでスタート。試験官はバイクで後ろからついてくるスタイル。

 落ち着いていつも通りできたかな。急制動クラッチが早くて停止線ギリになったのが悔しい。

 終わってから約2時間ほど待ち。後の人の試験観たり待合所のマンガ読んだりしてた。

 14時ちょい過ぎに合否発表があり、合格者は残って卒業手続きへと進む。

 合否の発表については一発試験のほうが断然いいね。試験後1分かからないし、その場ですぐ帰れるし。

 8名中5名が合格。不合格の人には試験官がアドバイスしてて、合格者には特になかった。

 点数聞こうかと思ったが特に意味ないのでやめておいた。

 合格者も少し待たされるんだけど、みんな会話はナシだったな。

 大型の合格者が自分以外にもいれば話しかけやすかったんだが、普通二輪合格者に大型合格のおっさんが話しかけるとマウント取りみたいに思われそうだから遠慮しておいた。

 

こんな感じで1時限目から卒検までちょうど1か月で終了した。

指導員さんも言ってたが、大型の人はだいたいストレートで卒業していくらしい。

やはり公道の経験が大きいのかな。人それぞれ危なっかしい経験はそれなりにしてるだろうからね。

 

卒業証書の有効期間は1年なのでまだしばらくは一発試験を楽しめそうだ。

結果的に滑り止めみたいな卒業証書になるわけだけど、得るものもあった。

もう行くことがないのは寂しいね。

一発試験ね、ボトルネックは車種だな。NC750が乗りやすすぎる。